2011年6月アーカイブ

大交研 第1回 3都市役員交流会議

大都市青年経営者交流研究大会 第1回 3都市役員交流会議

平成23年6月30日JR大阪三越伊勢丹10階バンケットルームにおいて開催された
大都市青年経営者交流研究大会第1回3都市(神戸・京都・大阪)役員交流会議に、
会長福井、副会長山本、同 内原、前会長車の4名が参加致しました。

 各都市の会長より、会の概要説明と平成23年度事業計画の発表。
3都市の今後の行事交流の可能性、東日本大震災に対しての大公研としての取り組みなど
今後に繋がる良い会議が出来たと思います。

次回は9月30日神戸にて開催予定。

平成23年度 6月度例会報告


 平成23年6月度例会報告

株式会社スリーアローは、「省エネルギー」「快適環境創出」「美と健康」を三つの柱にして潜在的なウォンツを顕在化させ継続的にお客様の満足を得る会社を目指されています。今回は「省エネルギーとコスト削減」とのテーマに重点を置いて講演をしていただいた。
省エネのコンサルタント業務では関西圏よりも東京から東北にかけての仕事が多いそうです。その要因は先の東日本大震災における電力供給能力の低下。それに罰則を伴う電力使用制限だと思われます。一口に省エネと言っても何をするべきかよく理解できていないのでコストダウンを踏まえてパッケージとして考える。省エネパッケージとして四つのステップで行動する。ステップ?として現状のエネルギーを計測し「見える化」を行う。この「見える化」をするためにはデマンドモニター装置を使います。この装置は電力会社から提供される「サービスパルス」を利用して、電力の使用状況をパソコンでモニタリングしてデータ管理を行い、削減効果を検証できます。またあらかじめ設定した削減目標ピーク電力に近づくと「警報」を発したり、「メール送信」をして注意を促すことが出来る装置です。ステップ?として建物に入ってくるエネルギーを削減する。これには窓ガラスには塗布するだけで紫外線を95%、赤外線を35%カットし冷暖房の効率も向上させる「アレイガ」を薦めます。また屋根や壁には赤外線反射塗料や断熱塗料を用いることも有効です。ステップ?として使用するエネルギーを削減する。多くの電力を消費している空調では伝熱面積を増設させる「スパコン」が有効です。「スパコン」は空調室外機の冷媒の冷却効率のアップと暖房効率のアップを後付けで可能にした「追設型」凝縮器です。それからモーターのインバータ化や照明のLED化、水銀灯の効率化などすることにより消費電力量がダウンする。ステップ?として運用をコントロールする仕組みを導入する。店内温度、外気温度、電力量を計測しながら空調機の最適運転制御を行えるBEMSを導入する。対象は冷凍冷蔵設備、照明設備へ拡張が可能です。以上のパッケージで電力の基本料金と消費電力を抑えエネルギー管理を行う。省エネ、コストダウンを成功させるためには関係者全員がデマンドモニターを見られるようにし情報を公開し、評価をしてさらに結果に対する社内報奨制度など設けて楽しく実践することが大切です。褒めるのが80%、叱るのが20%くらいにしてQCサークルのようにするとほとんど成功するそうです。見えることの大切さと意識の共有。これらの考え方は省エネにとどまらず業務の効率化に反映できると思いました。

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