45期を振り返って 第45期会長 車 健一郎
清水前会長から職を引き継ぎ、会長という立場を1年間経験させて頂きましたが、人の上に立つ事の難しさを痛感したと共に過去44名の歴代会長の凄さと大変さを窺い知る事が出来ました。
しかしながら、何とか1年間会長職を務める事が出来たのも神戸市産業振興局、(財) 神戸市産業振興財団、(社) 神戸市機械金属工業会の皆様、そして理事をはじめとする会員の皆様のご協力があったからこそと感謝しております。
45期は「経営者としての基礎知識 part2」として、ビジネスマナー習得をテーマに掲げて1年間活動して参りました。 「原点回帰」をキーワードに初心に立ち帰り、ビジネスマナーを基礎から例会で勉強し、それを各企業へ持ち帰って社員教育に反映される事により 会員企業全体のレベルアップに少しは寄与出来たかと思っております。
加えて、昨年11月には「第46回 大都市青年経営者交流研究大会」が6年ぶりに神戸で開催されました。「明日へつなげ ?情熱の絆?」をテーマに掲げ、神戸をはじめ大阪・京都・名古屋・小田原・川崎・横浜の計7都市から多くの仲間が集まり、改めて絆を深める事が出来ました。
一方、任期終盤の3月11日には「東日本大震災」が起きてしまい、一個人 として、また企業人として、そして青研会会長として何をすればいいのかと考えさせられた1ケ月でもありました。青研会としては被災地へ義援金を拠出するとともに、震災の影響を受けている関東の3団体、横浜・川崎・小田原へお見舞金を送らせて頂きました。
復興には永い年月が掛かります。現在、他の6都市とも連絡を取りながら「今後、何が出来るのか・・・」を議論していく事となっております。
末筆となりましたが、当会にいつもご支援を賜わります神戸市産業振興局、(財) 神戸市産業振興財団、親会であります (社) 神戸市機械金属工業会、そして45周年を築いて来られた青研会OBの皆様におかれましては、今後も青研会が益々活発に活動していける様、尚一層のご指導ご鞭撻を賜ります様、お願い申し上げまして、会長退任の挨拶とさせて頂きます。